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動画業界の一大イベントNewfrontが開催!

皆様、こんにちは!

5月2日~13日にかけてニューヨークで「Newfront」というイベントが行われていました。もともと「Upfront」という放送局が新シーズンの番組編成を発表し、番組内で放送されるCM枠の前売りを行うイベントが3月~4月にかけて行われるのですが、Newfrontはそのデジタル版のイベントで、主要オンラインメディアが広告主向けに今後取り組むコンテンツを発表するイベントとなっています。
登壇企業は以下の通りで、大手のオンラインメディアはほとんど参加しており、大手のMCNも多く参加しています。

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今回はその中でも気になった内容をいくつかまとめてみたいと思います。

Maker StudioはSpark Programから4つのオリジナルコンテンツを発表
Spark Programは今年2月に発表されたプログラムで、クリエイターが作りたい動画のコンセプトをプレゼンテーションし、Makerが可能性を感じたコンテンツに対して投資するというものです。既に34人のクリエイターの100以上のコンテンツに対してGoサインを出したことが発表されてますが、そのうち4つのオリジナルコンテンツが発表されました。

Spin For Ink:ゲストがゲームにチャレンジし、勝てば希望通りのタトゥーが、負ければ罰ゲームタトゥーが彫られる番組

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The Remember Hour:2人のキャラクターRashとSkidが子供向けに歴史を教える番組

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Worthy:Charisma Starが視聴者の夢をかなえる番組

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Can I Crush It?:Kali Muscleが怪力で様々なものを破壊できるかチャレンジする番組

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Defy Mediaは今年30の新たな番組をスタートさせると発表

Defy Mediaの月間再生回数は8億回とネットワークとしてはそれほど大きくないですが、Smosh、ScrenJunkiesなど複数の大型チャンネルを抱えています。今回は主要チャンネルにおける6つの新たな番組が発表されましたが、今年年間で30の新たな番組をスタートさせるとのことです。

MachinimaはeSportsの可能性を強調、Mach-1とMachinima Preferredも発表
Machinimaは今後いかにeSports市場が有望かを強調する内容でした。以下、Machinimaが発表した市場予想です。

  • eSportsの観戦者は2016年に188百万人から2020年には302百万人へ広がる見込み。
  • eSportsの市場規模は2016年に910百万ドルから2020年には1,300百万ドルへ広がる見込み。
  • 現在のeSports市場はアジア(333百万ドル)が最も大きく、次に北米(276百万ドル)、欧州(266百万ドル)と続く。

同社は広告代理店や広告主向けデータ分析ツールのMach-1も発表しました。Mach-1はMachinimaが抱える視聴者のデータ分析やインサイトを与えるツールで、同社によると、これから友達とゲームをする予定で、ファストフードを買う可能性が高い視聴者の情報を提供することなどが可能になるようです。
また、同社はMachinima Preferred Media Solutionsという広告主が適切かつブランドセーフなMachinimaの視聴者セグメントに広告を打てるような広告ネットワークも発表しました。

新旧コンテンツの境目がなくなりつつある

アメリカだと既にデジタルの世界でもテレビの世界と同じようにスポンサー探しが行われてるんですね。先日、The Wall Street Journalで、大手広告代理店のInterpublic Groupによると、250百万ドルに相当するGoogle Preferred(Googleが「人気」と「視聴者のエンゲージメントの深さ」を中心とするアルゴリズムでランク付けし、上位5%を選出しパッケージしたいわばYouTube上の「プレミア広告枠」)をテレビ広告からの予算シフトにより買い付けたというニュースが報道されました。テレビ自体もオンライン化しているので、テレビ広告というよりも旧来テレビコンテンツ→デジタルコンテンツへのシフトといった方が正しいかもしれませんが、いよいよ境目がなくなってきている気がします。

今回は一部でしたが、来週はまたこの続きをご紹介したいと思います。

それではまた!