Google決算も成長加速で株価は10%近く上昇。モバイルとYouTubeが引き続き牽引。

皆さん、おはようございます!

 今日は朝方、Googleの親会社であるAlphabetが2015年4Q決算を発表しましたので、まとめてみました。まずは数値面を見ていきましょう。

売上高は前年同期比18%増加と前四半期から伸びが加速し、売上から提携メディアへの費用(TAC)を除いた純売上も前年同期比22%と同じく伸びが加速しています。会社側はモバイル広告が牽引していることに加えて、YouTubeやプログラマティック広告が好調だったことを背景として挙げておりますが、市場予想を上回る決算内容だったことを受けて、引け後の株価は10%近く上昇しています。

図表:Alphabetの四半期業績推移(出所:Alphabet website)

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また、会社側が公表するKPIである課金クリック数やクリック単価の推移は以下の通りで、課金クリック数はYouTubeのTrueViewの好調が寄与することで高い成長を示している一方、TrueViewの単価は想定的に単価が低いTrueViewの比率が高まることで減少傾向が続いています。

図表:課金クリック数とクリック単価の前年比伸び率推移(出所:Alphabet website) 

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 YouTubeはリビングでの視聴時間が前年比2倍に

YouTubeはプラットフォーム全体の視聴時間は、従来通り一日あたり数億時間(hundreds of millions of hours)と表現されており、Facebook動画の視聴時間(1億時間)とはまだ差が大きい状況です。また、リビングでの視聴時間が前年の2倍以上になったとのコメントがあり、モバイルのみならずリビングにおける視聴時間も高い成長を実現していることが伺えます。

今回YouTubeに関する新しい発表はありませんでしたが、2016年はYouTube Musicがあり、YouTube Redがあり、オリジナル動画やエクスクルーシブ動画などもあり、YouTubeにとって「Exciting year」になるとコメントされました。

今回新たに新規事業の業績を切り出して公表。本体の好調さが浮き彫りに。

同社は今回の決算で初めて新規事業(Other bets)の業績を公表しました。ここにはファイバー事業、自動走行事業、Nest、ベンチャー投資など、様々な長期スパンの事業が含まれており、2014年、2015年と大きな赤字を計上しています。しかし、それらを除くGoogle本体の業績は高い収益性を実現しているうえに、2014年から2015年にかけてマージンが改善していることが明らかになり、それも株価上昇に寄与したと推定されます。

図表:Google本体と新規事業の業績(出所:Alphabet website)

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FacebookとGoogle、両巨塔ともに絶好調ですね。

それではまた!